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珠玉のブルーアイド・ソウル トッド・ラングレン

珠玉のブルーアイド・ソウル トッド・ラングレン_a0052854_13501536.jpg白人のミュージシャンが歌うソウルをその瞳の色から「ブルーアイド・ソウル」と呼びますが、ソウルミュージックを演奏するのに瞳の色や肌の色は全く関係無いと思います。ロックであれジャズであれファンクであれ、その中にソウルのこもった音楽を「ソウルミュージック」(ジャンルとして呼ばれる「ソウル」とは別物)と個人的に解釈しています。僕は色んな音楽ジャンルの作品を聴きますが、そこに「ソウル」を感じられるかが重要であり、ジャンルや新しい古い、もちろん民族なんかはどうでもいい事だと思っています。とりわけ古いロックにはソウルを感じられるミュージシャンが多く、その中でもこのトッド・ラングレンも大好きなアーティストの一人です。メジャーデビューを果たしたナッズ解散後にソロ活動と並行しながらザ・バンドのエンジニアやプローデューサー業もこなし、74年にはユートピアを結成し多くの作品を残し、その後再度ソロ活動へと現在まで忙しく活動するこのソングライターの楽曲にはソウルが込められています。ライブではマーヴィン・ゲイのメドレーも有名です。自分のルーツであるブルースやフィリーソウル、ノーザンソウルをロックやアコースティックの味付けでオリジナルなサウンドを多く創り上げてきた天才ミュージシャンの「ソウル・ミュージック」を是非聴いてみて下さい。

トッド・ラングレン 「The Defintive Rock Collection」 ’06年編集発売
by beatnikshop | 2008-11-06 13:51 | MUSIC