現在auのCMでガンガンに流れている曲「JUMP」を収録した80年代前半のハードロックの名盤といえばこのヴァン・へイレンの6作目にあたる作品です。シンセサイザーを大胆に取り入れた斬新なサウンドは今聴いても新鮮ですね。ボーカリスト、デヴィッド・リー・ロスが参加した最後のアルバムでもある今作ではエディ・ヴァン・ヘイレンのギターテクニックだけでなく彼らのポップな部分も適度にハードなサウンドにミックスされ調和の取れた作品に仕上がっています。ハードな面だけが強調されたいわゆるへヴィ・メタルといった感じのバンドはあまり普段聴かないのですが、この80年代前半頃のハードロックバンドは昔から聴いたりもしていて好きなバンドや作品も多いのですが、やはりこの作品までのヴァン・ヘイレンも好きなアルバムが多いですね。前作「ダイバー・ダウン」や、キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」をカバーした78年のデビュー盤なども秀作です。
ヴァン・ヘイレン 「1984」 ’83年発表
ヴァン・ヘイレン 「1984」 ’83年発表
by beatnikshop
| 2007-07-09 13:13
| MUSIC