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ファンク・インプロビゼーションを主体にしたライブバンド

ファンク・インプロビゼーションを主体にしたライブバンド_a0052854_12312645.jpg一口にファンクバンドといってもたくさんの種類があります。ギターをメインにしたニューオリンズのミーターズスタイルであったりジェームス・ブラウンスタイルのホーン・アンサンブルをメインにしたスタイルであったりと、多種多様です。この「ディープ・バナナ・ブラックアウト」はどちらかというとJBスタイルのホーンの効いたサウンドをメインにジャズの手法であるインプロ(即興)を取り入れたバンドです。しかし、スタジオ作品ではソウルフルな歌モノもあり、作りこまれた印象の内容です。ライブでこそ本領を発揮するライブバンドではないかと思います。JBのバックバンドで長年JBファンクサウンドを支えてきた御代フレッド・ウェズリーなどとも共演経験もあったり、DJロジックやジョン・スコフィールドとのコラボレーションもあるようで、新旧のミュージシャンとの深い交流も彼らの音楽性の一部を表しているのではないかと思います。かなりカッコイイバンドです。日本にも来日し、ブルーノートなどでの演奏も行っています。ブラックミュージック・ファンにはもちろん、ロック好きな方にもオススメできるバラエティに富んだグルーヴィなアルバムです。いつも紹介しているCDは全て僕の所有している物でお店でもかけているものばかりです。お店に来ていただけると聴いていただけるので、興味のあるCDがあったら気軽にお尋ねください。

DEEP BANANA BLACKOUT 「FEEL THE PEEL」 ’01年発表
by beatnikshop | 2006-04-12 12:50 | MUSIC